日立ヴァンタラ、サイバーセキュリティ強化と次世代AIワークロードを支えるハイエンドストレージ「VSP One Block High End」を発表
Hitachi Virtual Storage Platform One Block High End
NVM Express™(NVMe™)対応 高性能・高信頼な環境配慮型データストレージ
日立ヴァンタラ、サイバーセキュリティ強化と次世代AIワークロードを支えるハイエンドストレージ「VSP One Block High End」を発表
NVM Express™(NVMe™)対応 高性能・高信頼な環境配慮型データストレージ
NVMe対応オールフラッシュ構成と高効率容量削減機能が、多様なワークロードに安定した性能とシンプルな運用を提供します。
また、さまざまなセキュリティリスクからデータを確実に保護し、ビジネスの継続性を支えます。
さらに、ストレージの省電力化・省資源化など環境への取り組みで、環境負荷軽減を図ります。
AIの活用やDXへの取り組みなどで多様化するワークロードに安定した性能を提供し、運用・管理を効率化します。
NVMe over Fabricに対応し、サーバからストレージまでエンドツーエンドのNVMe環境で高性能なストレージシステムを実現します。また、高圧縮アルゴリズムを日立独自のハードウェア上に実装することで、データ圧縮処理を高速化します。これにより、AIや機械学習といった大容量のワークロードや、データのリアルタイム処理が必要なミッションクリティカル・システムに安定した性能を提供。データ利活用によるインサイト獲得や生産性の向上に貢献します。さらに、圧縮・重複排除処理によるデータ削減率は4:1を保証*1。目標のデータ削減率に達しなかった場合は、不足容量分のドライブを提供いたします。
Hitachi Virtual Storage Platform One Block High Endは、ストレージ管理用ソフトウェアであるHitachi Virtual Storage Platform 360を使用することによりデータを一元管理することが可能です。操作を最小限に抑えたインストールやガイド付きの自動化ワークフロー、モバイルからのアクセスに対応することにより、運用・管理の効率化に貢献します。
ストレージの高信頼技術により、ドライブ障害やランサムウェア攻撃などのさまざまなリスクからデータを守るとともに、迅速な復旧でシステムの安定稼働を支えます。
スペアドライブを必要としない分散型のデータ保護*2により、ドライブ障害時のリビルド処理を高速化し、データ復元時間を短縮します。これにより、ドライブ障害時の業務影響を抑え、システムの可用性を高めます。またドライブ障害時のホストI/O性能が安定し、アプリケーションからのデータアクセスを継続できます。
ストレージのデータコピー機能はサーバを経由せず、高速にデータを複製することができます。自然災害や万が一のシステム障害などに備え、バックアップやディザスタリカバリ環境を構築し、事業継続性を高めます。またクラウド利用の加速に伴いランサムウェア攻撃など、悪意のあるユーザーや悪質なソフトウェアによる不正アクセスやデータの削除・改ざんに対するリスクが高まっています。このようなリスクに対し、Hitachi Virtual Storage Platform One Block High Endはファームウェアに対する改ざん防止機能を備え、第三者機関によるセキュリティ認証を取得*3しています。さらに、スナップショット機能*4で変更・削除・暗号化ができないイミュータブルな(不変な)スナップショットデータをストレージ内で保管することで、有事の際は速やかに検疫・データ復元することができます。これらの機能により、データの消失や盗難、改ざんなどさまざまな脅威からデータを確実に保護し、お客さまのビジネスの加速を支援します。
サーキュラーエコノミーの取り組みを加速し、持続可能な循環型社会への貢献とお客さまの環境経営に寄与します。
高圧縮率アルゴリズムの圧縮・重複排除処理によりデータ量を削減し、システムを構成する物理ドライブ数を減らすことで、消費電力を抑えます。またI/O負荷が低い時間帯にCPUの周波数とファンを制御し、サーバからのI/Oアクセス影響を抑えた省電力運用を実現します。さらに、Hitachi Virtual Storage Platform 360のサステナビリティ・ダッシュボードを利用することで、エネルギー消費量やCO2排出量を直感的に把握することができ、グローバル・各サイト・システムレベルで管理が可能です。
加えて、日立のストレージは省資源化にも取り組んでいます。ストレージの長期利用のサポートや良質部品の循環利用、厳格な評価・検証のもと筐体ベゼルの40%に再生材を利用するなど、さまざまな環境への取り組みで持続可能な社会に貢献しています。
最大容量
Hitachi Virtual Storage Platform One Block 85: 1.73PB
※2026年前半 販売・提供開始予定